俳優沼からこんにちは

俳優追っかけゴリラ女の備忘録

KAT-TUNのカタチ

午前中実験するはずが、予定が狂って暇になったので。今週の更新率すごい(笑)

 

本当は書くのを避けたかったんだけど、先日「KAT-TUN活動休止」という知らせを聞いて、私のKAT-TUNへの気持ちを書きたいなと。ファンクラブに入ってもないし(入ろうと思ったら田口くんがやめるとか言い出した)、ずっと熱狂的ファンだったわけじゃないし、所謂”にわか”なんだけどね。

 

KAT-TUNを好きになったのは、赤西・亀梨が出てる「ごくせん」を見てから。その時は断然亀梨派だったんだけど、二人がジャニーズのグループ「KAT-TUN」に所属してるって知って、MyojoとかPOTATOとかを買いあさってた時期があった。雑誌を読むとKAT-TUNの他のメンバーも載ってて、今までのグループよりも随分尖ってるなと思ってた。でもその中で一人、王子様のようなキラキラスマイルを放つ長身のメンバーが居た。それが田口淳之介だった。

一瞬で亀梨から田口に華麗なる(??)推し変をした私は、KAT-TUNのデビューコンサートのチケットを取ろうとしたけど取れなくて。(当時はごくせん人気からかKAT-TUNの人気が絶大すぎて、小学6年生だった私がチケットなんて取れるはずがなかった)。アルバムを母に頼んで買ってもらって毎日のように聴いてた私はどうしても我慢できなくて、東京に住んでる叔母のところに泊まることを許してもらい、グッズだけ買いに飛行機で東京に行った。一人で(笑)

グッズ売り場の長蛇の列に並んでグッズを買って、コンサートに行けない悔しさで泣きながら九州に帰ったのを覚えている。

それからも雑誌を買い続け、田口くんの記事をスクラップし、KAT-TUN専用のビデオテープを作って録画をする毎日。私の日々はKAT-TUNで埋め打つくされていたと思う。

 

中学校に上がり、雑誌をMyojoからJUNON(ジャニーズは基本載らない)に変えたりCDをレンタルで済ませ始めたりと徐々に離れていったけど、KAT-TUNの歌う曲はかっこよくて好みの曲が多かったからシングルは必ずチェックしてたし、田口君がドラマに出てたら必ず観た。前ほどヘビーではないけどライトなファン、というスタンスで応援してた。

高校に上がってからはシングルのチェックもしなくなって、テレビで見かけたときに(あっ田口君)と思うくらい。(このころ完全にテニモンだったし)結構離れてたと思う。

 

大学生になって「音楽のチカラ」という番組で久しぶりにKAT-TUNを見た。もう4人になってて、少なくなったなーと懐かしく思ってたんだけど、彼らが歌う「In Fact」を見て全身の血液が沸騰したような感覚になった。特に田口君。どうした。そんなにダンスうまかったっけ!?ロング丈のジャケットを翻し、長い手足を存分に生かして美しいダンスを踊る田口君に一瞬で目を奪われた。ファンだった当時、小学生だった私は田口君のダンスをあんまり覚えてなかったからなおさらびっくりした。すごい。田口君すごい。そこから再び田口君にハマり、動画をあさったりドラマを見たりCDを買ったり。全く私ってばちょろい。すぐにもといた沼に戻ってきたわけ。

 

ライブに行きたいな~、あの頃よりはバイトもできるようになったし一人でどこでも行けるようになったし、ファンクラブに入ろうかな。と考えていた矢先。バイトでベストアーティスト録画勢だった私は、バイト先でみた母からの「田口君KAT-TUNやめるって!」の知らせの意味が分からなかった。だって彼、雑誌の取材とかいろんなところで「俺はKAT-TUNが好き!!」ってずっと言ってたし。その言葉に嘘偽りはないはずだし、なんかの間違いだろ、と信じてなかった。全然、まったく。

家に帰ってベスアを見たときの記憶は正直、無い。本当だったんだ、とどうしていいかわからなかったし、ネットではたくさんのうわさがあることないこと書かれてて混乱した。結婚?婿入り?私の地元で結婚式??なにそれ。

 

KAT-TUNはもともと、K亀梨・A赤西・T田中・T田口・U上田・N中丸の6人だった。赤西が抜け、田中が抜け、残されたメンバーが申し訳なさそうに、つらそうにしてるのを見てきた。正直、私の大好きなメンバーにこんな顔をさせた2人が許せなかった。なのに、今度は田口くんが3人にそんな顔させちゃうの?ずっと、ずっと見てきたはずだよね。4人でここまで続けてきたんでしょ??なのになんで。辞めた理由がはっきりしなかったのももやもやする。今までずっと続けてきた、「俺にとって初めての『友達』」っていってたメンバーとの10周年より大事なの?もう全然意味が分からなかった。

 

6人の頭文字から取ったのに、抜けたらKAT-TUNじゃないじゃんどうすんの、って問いに

KA(亀梨)T-TU(上田)N(中丸)、T-Tは田口がハイフンはさんで反復横飛びする!!ってネタで笑えなくなるじゃん。T-Tどうすんの。もう混乱しすぎて怒るポイント意味不明。

 

ずっともやもやしてたから、それが晴れるかと思って田口君の一万字インタビューが乗ったMyojoを買った。Myojo買うの7年ぶりぐらいじゃないかな。

結果から言うと、読んでも全く晴れなかったし、田口くんがアイドルを「荷が重すぎた」って感じてたこともショックだった。

でも、ショック療法というか、なんか読んでしまったら「彼はもうKAT-TUNには戻ってこないんだな」ってそこだけ分かって少し落ち着いた。はやくファンクラブ入っとくべきだったな。あのとき離れなければ、ずっと応援してればよかったな。って後悔たくさんした。もっと田口君のダンスを見ていたかったし、絶妙なハモリも聞いていたかった。やっぱり、好きだったんだなって思うことができた。

残るメンバーを悲しませたことはやっぱり許せないし、許すつもりもないけれど。これは田口君の人生だもんね。

 

活動休止するけど。ずっとKAT-TUNのこと好きです。

3人で活動を是非続けてほしい。名前が変わってもいい。カタチが変わってもいいから、抜けてったメンバーが後悔するくらい、素敵なグループになってほしい。亀梨君、上田君、中丸君。ずっと応援します。こんどの10周年コンサート、行きます。

 

 

今回のことで分かったのは、自分の推しがいつ、芸能界をやめるかわからないんだぞ、ということ。いつまでも居ると思うな。次いけばいいか、で後悔するのはもう嫌だ。いける公演はいけるうちに。そう思いました。

 

田口君、今までたくさんの夢と笑顔をありがとう。

できれば、そのダンススキルと歌、笑顔、もったいなさすぎるのでミュージカル俳優とかどうですか。どんなに小さい劇場でも観に行きます。どうか、どうかまたファンの前にその姿を見せてくれるとうれしいです。